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広域行政圏計画素案「元気・安心・楽しさ」

 柏崎地域広域事務組合(管理者・西川市長)はこのほど、同地域広域行政圏計画の基本構想・基本計画の素案をまとめた。「元気」「安心」「楽しさ」をキーワードに設定し、広域的な連携を基調にした取り組みを進めるとしている。年内に原案を練り上げ、来年2月の広域事務組合議会に提案する。

 広域行政圏計画は、柏崎市と高柳町・刈羽村・西山町の総合的な発展施策を定めるもので、現行計画の期間が今年度で終わることから、平成13―22年度の10カ年計画を策定する。このため、今年5月に地元住民や学識経験者の意見を聴く審議会が設置された。

 施策大綱となる基本構想の素案は「知性と活力に満ちた多様な暮らしが広がる広域圏」を基本理念に、圏域の「元気づくり」「安心づくり」「楽しさづくり」の3点を基本テーマに据えた。さらにテーマごとに合わせて12項目を推進施策とした。この中でも「子供の育成と教育環境の整備」「人材の育成と産業の活性化」など6項目を重点施策に挙げた。

 今週開かれた第3回目の審議会(小栗一也会長、委員20人)では、事務局が基本構想の素案に基づき、現況と課題、施策の基本方向、主要施策を盛り込んだ基本計画の素案を説明した。これに対して、委員から「上水の確保を」「計画作りだけに終わらせず、実効性のあるものに」「広域的な施策を審議する場の推進を」「合併は慎重に」「バス路線の確保を」などの意見や要望が出された。

 事務局では今後、この日の意見や要望の整理作業を行うことと並行して、市町村行政間、県との詰めなどを行いながら、基本構想・計画の成案化を目指したいとしている。

(2000/11/ 2)

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