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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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母子保健奨励賞 本件から市保健婦の古川さん

 第22回母子保健奨励賞(母子保健功労顕彰会主催)に、市保健婦で現在、市立半田保育園副参事・古川久子さん(52)が選ばれた。全国で母子保健活動に特に功労のあった医師、保健婦、助産婦らに贈られるもので、今年は15人が受賞。本県ではただ1人。同時にNHK賞も受けた。

 古川さんは国立東京第一病院付属高等看護学院、東京都立公衆衛生看護学院を経て、昭和46年から市保健婦。当初から母子健診などで相談を受ける中で、県内でもあまり確立されていなかった障害児保育の必要性を感じ、積極的に取り組んだ。これにより、市内では56年に早期療育事業としてプレー教室がスタートし、これまで約20年にわたって続いている。

 また、地域の健康活動として「健康イキイキ地区活動」、子育て支援活動として「赤ちゃん学級」などを行い、先進的な取り組みが高く評価された。

 このほど東京で行われた表彰式、皇居での天皇皇后両陛下への拝謁に臨んだ古川さんは「柏崎市は行政と関係機関が連携を取り、母子保健の向上などのため、1人ひとりがそれぞれの部署で地道に頑張っている。この賞は私1人がいただいたものでなく、たまたま代表として受けさせてもらったもの。1分30秒の拝謁だったが、先進的な取り組みの様子を話させていただき、本当によかった」と話した。

(2000/12/21)

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