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一中でコンピューターの校内ネットワーク完了

 市教育委員会は教育の情報化推進を目指すミレニアム・プロジェクト事業の一環として、市立1中(種岡隆夫校長、生徒数312人)をモデル校に、コンピューター活用の校内ネットワークを完了させた。市内小・中学校では初めての取り組みで、年次計画で行っているコンピューター整備に併行して、新たにノートパソコンなどを整えた。ネットワークにはテレビ配線を利用したシステムを導入し、普通教室や特別教室でもインターネットが可能になった。このほかの学校でも新年度以降、同事業を順次進めていく計画だ。また、これらの活用の仕方については昨年秋、「小・中学校におけるコンピューターの活用指針」を策定しており、市教委では「こうした情報機器によって、子供たちにとってわかりやすい授業になれば」と期待を込めた。

 市内では平成11年度から4カ年計画で、中学校のコンピューター教室にディスクトップ型の教育用コンピューターを1人1台の環境になるように整備。小学校でも今年度から4カ年計画で学校規模に応じて、2人に1台の割合で整備に着手した。インターネットの整備は中学校の場合が教務室、コンピューター教室で、小学校は比角、南鯖石など5校がコンピューター教室でできるほかは教務室のみにとどまっている。

 一中では11年度に20台をコンピューター教室に整備し、新年度に残る20台の導入が予定される。こうした中で、新たな事業として実施されたミレニアム・プロジェクトでは情報リテラシー(活用能力)の育成を目指し、校内のあらゆる場所、授業で活用できるノートパソコン二十台などを整備した。これらは校長室、保健室などはLAN配線で、普通教室と特別教室はテレビ配線を利用して、校内ネットワークを完了させた。

 すでに各学年でインターネット活用を始め、2年生は3月に行う京都方面への修学旅行の下調べをした。旅行委員の野本政幸君は「昼食場所を調べているが、たくさんの情報から選べるのでおもしろい」、名達美香さんは「宿泊先から見学場所への時間、料金が分かり、便利だ」と興味しんしん。情報教育担当の中野博幸教諭は「生徒たちは京都の中学校に見どころを教えてほしいというメールを出すなどコンピューターに関心を高めている」と話した。

(2001/ 1/30)

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