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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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拉致疑惑 市内両親ら訪米へ

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による日本人拉致(らち)疑惑で、被害者家族連絡会(横田滋代表)と日本人を救出するための全国協議会(佐藤勝巳会長)の代表11人が問題解決を国際世論に訴えようと、25日から訪米することになった。昭和53年に柏崎で失跡した市内の蓮池薫さん=当時(20)=の両親も参加する。

 訪米団には蓮池さんの両親や、昭和52年に新潟市内で行方不明となった横田めぐみさん=当時13=の両親ら家族7人と、全国協議会の四人が参加する。会ではこれまで、米政府に支援要請の書簡を送り、米紙に意見公告を載せるなどの活動を行ってきた。今回、米政権交代と対北朝鮮政策の修正に当たり、問題解決への協力を家族が直接訴えようと訪米を決めた。3月3日までワシントン、ニューヨークに滞在し、米政府と議会、国連、国際人権組織「アムネスティ」などに支援を求める。

 全国協議会では今年が問題解決の正念場と位置づけている。蓮池さんの母親ハツイさん(68)は「これが最後の機会と思い、訪米を決めた。あの子のために悔いのないようにしたい」と決意をにじませ、「親としては、子供を無事返してほしい、1日も早く安否だけでも知りたいと訴えるしかない」と話している。

(2001/ 2/13)

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