PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
14年度の公立高募集計画案で柏崎に中高一貫校

 県教委は12日、県議会総務文教委員会で平成14年度公立高校募集計画案を明らかにした。長岡・柏崎学区では6年間の中高一貫教育を行う県立柏崎中等教育学校(仮称)を設置する。常盤被服科は募集停止となり、柏農、柏商と併せて統合し、総合学科に改組する。西越は県内5校目の単位制高校となる。

 県立中等教育学校は柏崎市と村上市に各1校設置する。いずれも中学入学時の14年度に2学級70人を募集し、高校進学時の17年度は10人を追加募集、最終的に1学年2学級80人とする。通学区域は高校普通科の当該学区に住む生徒と、隣接学区から1時間程度以内で自宅通学ができる生徒。

 選考は小学校の指導要録、6年生1、2学期の成績と、作文、面接などを予定。中高一貫教育校はこのほか、津川高校内に県立津川中学校を併設し、中学入学時の14年度に1学級40人を募集、高校進学時の17年度に40人を通常の高校入試で追加募集する。

 県教委は昨年9月、13年度募集学級計画策定の中で総合学科、単位制高校、中高一貫教育の準備と普通科における特色あるコースの設置を打ち出している。柏崎地区ではこれらすべてのメニューが盛り込まれ、14年度にかけて一気に動き出す様相だ。計画案は13年度の進学状況や県議会などの意見を踏まえ、10月の教育委員会で決まる。

 一方、工業高校について県工業教育の在り方検討委員会は、県内7校程度に再編・整備する方向を妥当としたうえで、「柏崎地区では柏工を整備充実させることが望ましい」とする半面、「学科の壁が厚すぎ、工業教育のシステムとして硬直している」とも指摘。体制刷新を提言している。

 県では学校統合、中高一貫教育校の設置について、「施設面での対応は今、申し上げられる段階ではない。地元に学園ゾーンへの要望があるのは知っているが、既存の施設を利用するのが基本的立場だ」としている。

(2001/ 3/13)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。