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小竹コレクション展 8年ぶりソフィアで

 故小竹忠三郎氏が収集した絵はがきによる「小竹コレクション展」が大型連休中の5月3日から、市内のソフィアセンターで開かれる。旧図書館時代に所蔵品展としてシリーズで開かれていたもので、1993年を最後に今回は8年ぶり。新館になってからは初めてだ。

 小竹コレクションは、小竹氏が生涯をかけて収集した貴重な絵はがきで、その数は実に10万枚。78年にはその中から県内分として約5,230枚が遺族を通し、本市に寄贈された。これらの絵はがきは明治末期から昭和初期にかけて撮影されたものと推測され、名所・旧跡にとどまらず、街並み、風俗・事故など多岐にわたる。

 今回はかつての本町通り、日石柏崎製油所、柏崎駅、海岸線など幅広いテーマのもとで、拡大パネル約120点が並ぶ。このほか、実物大の絵はがきが多数。同センターでは「絵はがきはいろいろな出版物に使われていたが、今回は公開されなかったものを中心にした。より細かな部分も見やすくするため、拡大パネルにした。部分拡大も行っており、1枚の絵はがきの中に当時の世相、風俗などを見てもらえたら」と話す。

 展示は5月27日まで。時間は午前10時から午後7時。土・日曜、祝日は午後5時まで。会期中の休館は5月20日。入場無料。

 なお、県立歴史博物館(長岡市)、吉田東伍記念博物館(安田町)の両館に小竹コレクションの一部を貸し出し、春季企画展として開かれている。

 【故小竹忠三郎】1866年、旧枇杷島村生まれ。有志とともに柏崎宝栄会社を設立して石油界に入り、石油産業の隆盛の中で要職を歴任。そのかたわら絵はがきの収集と地誌の編さんに情熱を傾けた。1935年没。

(2001/ 4/28)

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