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西山町が中国「楚州区」と友好確認書

 西山町と友好提携を結ぶ中国江蘇省の旧淮(わい)安市が2月に楚(そ)州区と改称したことを受けて、両区町は22日までに西山ふるさと館で友好確認書に調印し、今後の交流について意見を交わした。

 両区町は、日中国交回復を実現した周恩来元首相と田中角栄元首相の故郷という関係から1995年10月、友好提携協定を結んだ。毎年、行政、民間レベルで相互訪問などを行い、交流を深めている。中国では人口変動に伴う国務院の行政区域調整企画に伴い、江蘇省の直轄市である淮陰市を歴史的にも知名度のある淮安市に、旧淮安市を淮安市楚州区に改めた。周辺地域は古くは楚州と呼ばれ、楊(よう)州、蘇州、抗州とともに古運河沿岸の「4大都市」とされた。

 中国側の一行は雍(よう)樹標・楚州区副区長を団長とする5人。21日は95年の協定書の尊重と交流発展を目指す確認書に調印し、22日は今後の交流について協議した。三富町長は昨秋の旧淮安市訪問で要望された留学生・研修生の受け入れや、児童・生徒のホームステイの人員増、学期中の訪問などについて検討を進めたいと述べた。

 これに対し、楚州区側は「貿易、物産、科学技術や農業分野の研修などでも交流拡大を。実情を踏まえ、条件がそろえば具体的な検討に入りたい」と期待を表した。また、柏崎商工会議所の坂井弘事務局長は柏崎の産業、2つの大学などに触れ、「研修生の受け入れは職種、ノウハウによって判断が違ってくる。柏崎や西山の特性を知ったうえで交流を進めていったらどうか」と提案した。

(2001/ 6/23)

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