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柏崎総合高柳分校が閉校

 高柳町岡田、県立柏崎総合高校(前柏農)高柳分校の閉校記念式典と最後の卒業証書授与式が8日、同校体育館で行われた。地域や学校関係者約200人が参列して、55年の歩みを振り返り、卒業生10人の前途を祝った。

 同分校は「へき地農山村の青年に高校教育の光を」と、当時の高柳村長らによる熱心な誘致運動が実り、1984年6月に同町高尾地内の旧青年学校を利用して定時制農業科として開校。1973年には全日制普通科を設置し、校舎を岩野の丘と呼ばれる現在地(旧岡田小)に移転した。

 開校以来、大勢の人から「地域の高校」として親しまれ、きめ細かな教育に成果をあげてきたが、近年は入学者が減少して2001年には募集停止、2002年には校名も変わるなど、幾多の歴史を刻んできた。卒業生数は農業科494人、普通科865人の合計1,359人。開校のころは、入学はしたものの出稼ぎなどで学業を続けられず、やむなく進路を変更せざるを得なかった生徒も多かったという。

 この間、1977年には当時の君知事が分校を訪問。生徒の「体育館をつくってください」の熱意に、知事がその場で約束するというエピソードもある。また高柳らしい教材を使った図工の授業で取り組んだ飾りひょうたん作りが、地元岡田集落の高齢者の生きがい、特産品づくりとなるなど高柳の地域おこしの原点の1つともなった。

 式典は柏崎総合の校歌斉唱で始まった。青山雅啓校長は地域に支えられた分校の歴史を振り返り「町民の気質が勤勉・誠実・自主自立の校風を育んだ」と述べ、卒業生には「汗を流して努力」など3つのはなむけの言葉を贈った。

 また閉校事業実行委員長の樋口町長、三富県議、西川市長、吉川町議会議長から地域への感謝、卒業生への激励が続いた。生徒の代表は楽しかった学校生活に感謝の気持ちを込めた。全員で長年親しんだ柏農の校歌に声をそろえ、半世紀余りの歴史に終止符を打った。この日はトランペットの調べに乗せて、記念碑の除幕も行われ、思い出多い校舎を全員で見つめた。

(2003/ 3/10)

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