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市は10日、市内与板で鯖石児童クラブの開所式を行った。市内では十二カ所目。利用の児童が歌や踊りで待望のスタートを祝い、集まった人たちの大きな拍手を浴びた。
児童クラブは、市内の小学校単位で設けられ、同地区の場合は過去2年間、夏休みに試行的に実施された。本格的な開所に当たって、JA中鯖石支店から旧店舗部分を改装してもらい、市が借り受けた。現在は1〜3年生まで9人が利用を希望している。
式では市長代理の安達助役が「学校が終わったら、元気よくここに来て、遊びながら楽しいことを覚えてほしい」と児童たちに呼び掛け、出席者には「子供は親にとっても、地域、市にとっても宝。地域と一緒になって、子供たちのセンターとしていろいろな役割を果たしていきたい」とあいさつ。
来賓の笠原浩栄市議は「子育て支援として安心して利用を」、鯖石小の遠藤昇校長は「子供同士のかかわり方を身につけるよい機会」、中鯖石コミセンの近藤康信センター長は「地域の独自性を持ったクラブに発展させていきたい」と祝福した。保護者代表の村松ひろみさんは「子供が利用させてもらい、感謝している。親としてバックアップしていきたい」と述べた。
利用の児童たちは「友だちといっぱい遊びたい」「早くみんなと仲よくなりたい」とにっこり笑顔。リズムに乗って、元気に踊りを披露し、くす玉のひもを引いた。すでに開している市内のクラブからのメッセージも張られ、にぎやかな雰囲気を盛り上げた。
(2003/ 5/12)
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