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市社会福祉協議会(与口登美夫会長)が、市内東条で建設工事を進めてきた北条デイサービスセンターがこのほど完成した。利用開始は6月10日。在宅介護支援センター、ホームヘルパーステーションを併設し、在宅サービスの有機的な連携を図る。また、市内の公共施設では初めて、雪冷房システムを導入した。3日には竣工式を行い、完成を祝う。
同センターは、独立型の施設として、やはり同協議会が運営する赤坂山、松波の各デイサービスセンターに続き、市内で3カ所目。年々高まる在宅サービスのニーズに応える。工事は、昨年夏から旧北条中テニスコート跡地(広さ延べ約1,756平方メートル)に、鉄筋コンクリート一部2階(同900平方メートル)の建物を整えた。外観はベージュ系でまとめられ、内部はふんだんに木材が使われた。床暖房も取り入れた。
主な機能はデイサービスセンターB型(1日利用定員15人)、痴ほう性老人専門のE型(同八人)で、在宅介護支援センター、ホームヘルパーステーションを併設した。同地区を中心に、一部隣接地域の人たちが身近に利用出来るようになる。職員は中村日出美さんを施設長とし、16人態勢。
一方、同センターに導入した雪冷房システムは、市地域新エネルギービジョンに基づき、積雪量の多い地域という特徴を生かしながら、自然エネルギーを活用する取り組みだ。貯雪槽内に融解槽をつくり、雪どけ水を冷熱源として冷水をパイプにより循環させる方式で、自然の風に近く、体にやさしい冷房が可能になるという。
3日の竣工式は午前10時から。西川市長、今井市議会議長らをはじめ、関係者約80人が参列する見込み。
(2003/ 5/29)
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