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刈羽村議会「合併急ぐ必要なし」

 刈羽村議会の市町村合併調査特別委員会(小林信光委員長)が30日開かれ、柏崎刈羽地域の法定合併協議会に向けた対応について意見を交換した。ほぼ委員全員から「2005年3月の合併は時期尚早」「法定協には参加しない」という意見が出た。品田村長は他の公務のため前半だけの出席だったが、「合併に向かう力は弱いという 認識を持っている」との見解を示し、同委員会では6月11日に予定される首長会合の前に再度委員会を開き、村長との意見交換をしたいとした。

 委員会は22日に、村が実施した村民意向調査の結果報告について審議しており、今回はそれに続いての会合。前半は村長への質問、後半は委員同士の意見交換の形で進めた。村民意向調査では、合併特例法期限内(05年月末まで)で合併すべきとの回答が14%にとどまっており、委員からの「村長は早く態度をはっきりすべきだ」「アンケート結果をどう受け止めるか」という意見に品田村長は、「村の将来をどう描くかが大切で、合併するか、しないかは一つの手段だと思う。議論を重ねればおのずと方向性は出る。アンケートから劇的に変化した答えはないだろう」と答えた。

 意見交換では委員から「2005年3月に急いで合併する必要はない」「法定協参加は見送るべき」という趣旨の発言が続き、「10年後、30年後をにらんだ合併議論を続けていくべきだ」「柏崎市との合併に、住民サービスでのメリットがない」「村が今後自立していくための議論、より良い村づくりの話し合いをすべきだ」という関 連意見が相次いだ。

(2003/ 5/30)

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