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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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JC例会「きれいな、地球を子供たちのために」

 柏崎青年会議所(以下JC、阿部尚義理事長)が6日、公開例会「センス・オブ・ワンダー―ふるさと柏崎の自然を護(まも)るためにできること―」を柏崎エネルギーホールで開き、環境問題を改めて考え合った。

 例会の初めに、阿部理事長が「自然に対する思い、感性が忘れられている時代。ふるさとの美しい自然を足元から見つめ直そう」とあいさつ。化学物質が環境や生物に与える影響に警鐘を鳴らしたレイチェル・カーソンさんの著書の中から「センス・オブ・ワンダー」の翻訳者・上遠恵子さんの講演に移った。

 上遠さんは「レイチェルは自然の中で育ち、命がどんなに大切なものかを幼いころから感じ取っていた」と著書の背景を述べた。「子供の時に持っていた感性、澄み切った洞察力が大人になると鈍くなる」「きれいな地球を残すために、今までのような生き方でいいのか考えていかなければならない」と「センス・オブ・ワンダー」のメッセージを語った。

 続いて、佐藤俊男・市立博物館学芸員の講演、上遠さんと佐藤さんのディスカッションなども行われた。柏崎JCの品田優治・地球ビジョン検討委員長は「柏崎の自然を守っていかなければならないことを再認識した」と話した。8月には実践行動として、子供たちを対象に、環境イベントを計画している。

(2003/ 6/12)

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