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小国町で東京、武蔵野市の図書を保管・展示する愛蔵書

 小国町が友好交流を深めている東京・武蔵野市(土屋正忠市長)の所蔵図書を小国町で保管・公開する「愛蔵書センター」がおぐに森林公園内の「紙の美術博物館」に併設されることになり、29日のオープンに向けて図書の整理などが進められている。

 武蔵野市は多くの作家や大学教授らが住む街として知られ、死去の際、故人が所蔵していた図書の散逸を惜しんで、遺族から市に愛蔵書の寄贈を申し出ることが多いという。市ではこれまで3ヶ所の図書館で約50万冊を保管してきたが、すでにスペースは限界。そこで、全国にある同市の友好交流自治体に所蔵図書の一部を預ってもらい、これを公開することで、本を通じた都市と農村との新しい文化交流を進めたいと、2001年度から小国町と間で試験実施の検討を重ねてきた。

 このほど町に届いたのは、東京大学教授で獨協大学付属中・高校の校長だった故・小池辰雄氏(1904〜1996)の所蔵を中心とした9,191冊の図書と、段ボール箱92箱分の雑誌。同氏の専門だったドイツ文学とキリスト教関係の専門書や同氏の著書など3,194冊(和書1,488冊、洋書1,706冊)は愛蔵書として施設の2階に保管。研究者や関心のある人に閲覧を提供する。

 一方、同氏の図書で一般書計5,741冊は、施設の4階に収納した。故人が趣味として集めたもので、哲学・思想、社会科学から日本文学、マンガに至るまで広範な分野。個人の蔵書だけに、公共の図書館にはなじまないような本も含まれ、興味のある人には魅力的だ。これは町が自由に活用できる図書で、閲覧はもちろん貸し出しもする。さらに武蔵野市にゆかりのある本、紙に関係した本も256冊ある。  また、雑誌は、昭和20年代から40年代にかけての週刊誌やマンガで、「週刊朝日」「キネマ旬報」など40タイトル。町では整理後、特別展として公開していきたい考えだ。一方、子どもたちへの本の読み聞かせ会、文化講演会など、武蔵野市との交流事業として計画していく構想もある。

 開設式典は土屋市長や武蔵野市図書交流センター関係者らを迎えて行われ、午後2時からテープカット。先立って午後1時半からは内覧会として、小池蔵書の内容、こだわりの図書などが紹介される。

(2003/ 8/21)

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