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市内のフクエ精機がロボットのボディーを出荷

 メカトロニクス部品・精密機械加工などの市内畔屋、フクエ精機(福山知則社長、社員12人、資本金1,000万円)は19日、東大工学部研究室の依頼で2足歩行のロボットのボディーを完成させ、出荷した。ロボットは研究室でソフトなどを組み込み、本格的な操作、制御試験に入る。

 同社は1980年の創業で、89年、現在地に移転した。軽量で強度がある半面、安全性と技術が要求されるマグネシウム合金の成型加工などで県内でも先駆け。半導体関連、産業用ロボットなど多品種少量の複雑形状部品を手掛けている。ロボットは東大工学部の知能機械情報学の研究室から昨年、三条市の会社を通じ、初めて部品製 作の依頼を受けた。今年は5月ごろ、設計図や詳細データが届き、加工から塗装、組み立てまで行った。

 ボディーは高さ55センチ、肩幅35センチ、奥行き15センチ、重さ約10キログラム。手足、肩、胴などの間接部に駆動装置を内蔵している。主な材質はマグネシウム合金で、得意の3次元加工技術を駆使して作った。

 福山社長(56)はもともと電子工学が専門。ロボット本体を完成品として作り上げたことに「愛着があり、感慨深い。やがて命を吹き込まれ、動く様子が動画で送られてくるはず。わくわくします」と言う。部品製作で他大学の研究にもかかわっており、「より高度な加工技術に挑みたい」と話している。

(2003/ 8/21)

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