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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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酒を雪中貯蔵

 日本名門酒会の第29回蔵元見学会が17、18の両日、市内新橋の原酒造(原吉隆社長)で行われた。一行は18日朝には、市内鵜川で行っている純米吟醸酒の雪中(雪室)貯蔵を見学。実際にスコップで雪を入れ、秋の出荷・販売に期待を高めた。

 原酒造では2000年から、鵜川地区の人たち、大洲雪の会などと協力し、酒の雪中貯蔵を試験的に進めてきた。湿度の高い雪の中での冷蔵保存は、酒にまろやかでやさしい味わいを加え、試飲した人たちにも好評だ。今年度はこの日の見学会に参加した酒店を対象に「純米吟醸 清吟 雪囲い熟成酒」というブランドで、限定2,000本を初めて出荷することにした。

 見学会に訪れたのは、北は宮城県、南は鹿児島県の酒店21人。蔵で酒造りの実際の様子を視察してもらうとともに、雪室に酒のケースを入れ、雪を入れる作業の1部も体験してもらった。鹿児島・奄美大島から参加した義永卓也さん(40)は「奄美は焼酎ばかりで日本酒造りそのものが珍しい。まして雪中貯蔵には興味がいっぱい」と目を輝かせていた。

(2004/ 2/19)

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