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柏崎高等職業訓練校が35年の歴史に幕

 市内栄町の柏崎高等職業訓練校(矢代弘・柏崎職業訓練協会長)で15日、木造建築科の最後の修了式と閉校式が行われ、技術者の育成、地場産業の発展に貢献した訓練校35年の歩みを振り返った。

 同校は1969年、柏崎市刈羽郡の建築関連業界が後継者育成、技能向上を目指して開設した。当初は市内北園町にあった県立柏崎高等職業訓練校内で訓練を行い、72年に鉄骨2階建ての現校舎に移転。後に土木、電子計算機、電気工事など時代に即した訓練も行い、ピーク時の84、85年度は400人を超える修了生を送り出した。

 長期、短期の両課程を合わせ、開設以来の修了生は5,521人。木造建築科は13年間の中断を経て、97年度に再開設された。2年課程で職場訓練、教科、実技を修め、近年は若者に交じり定年退職者も技能習得に励んだ。最後の修了生は20代、30代と62歳の計4人。1年間で終わる訓練生は10代、30代の2人。

 修了式では県知事代理の高井勝・上越テクノスクール校長が技能照査合格証書を、校長でもある矢代会長が4人に修了証を手渡し、働きながら学んだ2年間の努力をたたえ、「これからも自らの技能を磨いて」とはなむけの言葉。

 続いて行われた閉校式では木造建築科、電子計算機科の講師14人に感謝状と記念品を贈呈。来賓の安達市助役も閉校を惜しみながら、「ものづくりの大切さをこれからも伝えてほしい」と、関係者の労をたたえた。

(2004/ 3/16)

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