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里山に春告げるカタクリが満開

 西山町の別山地区で、里山に春を告げるカタクリの花が早くも最盛期を迎えた。

 カタクリは薄紫色のかれんな花で、先のとがった花びらを上向きに反転させて開く。今年は雪消えが早く、別山地区の高内山では3月下旬から咲き始め、頂上の城跡など盛りを過ぎた場所もある。

 地元では地域づくりの一環として登山道整備、草刈り、植樹、ベンチ増設などに取り組んできた。里山整備とともにカタクリの群生地も広がり、山ろくではツバキの群生、城跡からは日本海の眺望が楽しめる。

 地元カタクリ保存会長で別山コミュニティセンター事務局の長谷川勇さん(62)は新しく生まれた群生を指し、「カタクリの種は30年も地中で時を待つ。間伐をすると、待っていたかのように咲き始める」と目を細めていた。

(2004/ 4/ 7)

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