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綾子舞伝承学習がスタート

 国指定の重要無形民俗文化財・綾子舞の伝承学習発会式が14日、市立南中(田辺哲郎校長)で行われた。綾子舞は昨年、大きなイベントの数々が行われ、今年は新たなスタートの年。参加の児童生徒、指導者らは張り切って、早速、練習に入った。

 綾子舞の伝承学習は1976年、国の文化財指定をきっかけに伝承の危機に歯止めをかけようと、旧鵜川小で開始された。続いて旧鵜川中でも始まったものの、両校がそれぞれ統合されたことから南中校区内の小・中校の児童生徒に伝承活動が引き継がれた。今年度は小学3年から中学3年まで、男子4人を含む46人が参加した。このうち9人は新しく仲間入りした。

 発会式で田辺校長は「綾子舞が日本だけでなく、国際的にも名前が知れ渡り、公演できたのも伝承学習がもとになったからだ。綾子舞に挑戦しようという気持ちを大切に、練習に励んでほしい」と呼び掛けた。指導者を代表して関一重さんは「昨年の500年祭を終え、今年は501年の新たな気持ちでのスタートの年。ともに一生懸命に練習に励み、綾子舞の後継者として活躍してもらいたい」と話した。

(2004/ 5/15)

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