PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
二中改築で地元が「3年間で」と要望

 二中校区の町内会長、二中、比角小各PTA、二中後援会の関係者らで組織した二中校舎建設推進委員会(藤田浩一会長)が25日夜、市内四谷2のいしとで会合を開いた。市教育委員会が建設に向けた進捗状況を説明し、「厳しい財政状況から実施設計が1年遅れざるを得ない。建設に4年を要する見込み」としたのに対し、出席者から「納得ができない」と反発が相次いだ。

 二中の現校舎は1959年に建設され、築後40年余りを過ぎた。校舎の老朽化が目立ち、地元から新校舎の建設が強く要望されていた。移転候補地が検討される中で、市教委では昨年暮れ、諸状況を総合的に判断した末、現地で改築を行いたい方針を伝え、地元が合意した経緯がある。

 これを踏まえ、今年度は基本設計、耐力度調査費が予算化された。この日の会では山田教育次長が「国の厳しい財政状況で、今年度に基本設計を、実施設計は次年度と2ヶ年に分かれた」とし、「工期は4年かかると見られる。だが、二中の改築は懸案事項であり、子供たちが元気で学べ、地元から喜んでもらえる学校づくりを進めたい」と述べた。

 これに対し、出席者から「昨年暮れ、西川市長は『改築には最短距離として設計・建築に3ヶ年』といっていたのに、設計がなぜ2年間になってしまったのか」「財源不足といっても、子供の教育の問題を最優先に」などの意見が集中した。会では、「改築に3年間という約束は譲れない。厳しい中でも、現校地での改修をぜひ行ってほしい」と総意をまとめた。

(2004/ 5/26)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。