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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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柏崎地方に大雨被害

 柏崎地方は16日午後から局地的に強い雨に見舞われ、市内谷根地区が孤立状態になったのをはじめ、住宅や道路の冠水、土砂崩れなど市の西部地区を中心に大きな被害が出た。市は同日午後5時45分に災害対策本部を設置。市内13ヶ所に避難所を開設した。17日未明には谷根地区に川内からの道路が開通し、詳しい被害状況を確認中だ。

 市内三和町にある柏崎地域消防本部の観測によると、16日午後4時から5時までに22.5ミリの雨を記録。上米山、米山、野田地区など米山の山ろく地帯には降雨が集中した模様だ。高柳町では午後3時から4時までに42ミリ、小国町では午後になって1時間あたり30ミリ以上の雨が降り続き、さらに午後5時からは50ミリの雨量を観測した。柏崎の雨は夜になって降りやんだが、小国町はその後も降り続いた。鵜川、鯖石川ともに午後6時前に警戒水位を突破。鵜川の宮之窪観測所では午後7時に堤防の高さまであと1メートルの所まで水が達した。

 市内では西部地区、中山間地を中心に、各地で土砂崩れが発生し、国道353号沿線の住宅地や主要地方道鯨波宮川線の新道付近、中鯖石地区の国道252号付近が冠水。市のまとめでは床上浸水12棟、床下浸水25棟。ひざのあたりまで水が上がった所もあった。土砂崩れは38ヶ所。野田では午後9時半ごろ、道路を歩いていた東京・練馬区の男性(67)が、陥没した道路に足をとられて転倒し、左足首をねんざした。寿町の国道8号では道路が陥没し、全面通行止めとなった。国土交通省で17日中の片側交互通行を目標に復旧工事を急いでいる。

(2004/ 7/17)

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