PHOTOニュース

柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

>>過去記事一覧
大雨被害、2日間に及ぶ

 柏崎刈羽地方で16日から降り始めた雨は、17日夕方から夜にかけても中山間地を中心に強く降り、被害は2日間に及んだ。柏崎市、高柳町、小国町、刈羽村の災害対策本部では一部の住民に避難勧告を出した。市内では同日夜、18ヶ所の避難所に約370人が避難し、このうち170人を超える人たちが不安な一夜を過ごした。また前日の市内谷根地区に続いて、高柳町、小国町でも4つの集落が一時的に孤立状態となった。

 西山町役場の観測では17日午後3時から4時にかけて66ミリの雨が降り、別山川が増水。高柳町役場でも午後5時から7時までの2時間に108ミリの雨を記録。市内では南鯖石、鵜川、野田地区などで激しい雨に見舞われた。別山川の長崎排水機場など各地の排水施設を運転し、被害拡大を抑えた。

 市の災害対策本部では米山町、谷根地区の一部住民に避難勧告を発令。市内18ヶ所に避難所を開設した。市が18日午後6時現在でまとめたところによると、車庫などの全壊六棟(青海川、女谷)、住宅半壊1棟(青海川)、一部破損は住宅4棟、その他の建物2棟。床上浸水は米山町を中心に住宅14棟、その他建物8棟、床下浸水は住宅154棟、その他建物165棟となった。冠水した地区には土壌消毒用の消石灰などを配った。鵜川地区では一部の水道施設に被害があり、給水車が出動した。

(2004/ 7/20)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。