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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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産大学生が水害被害地救援

 市内軽井川、新潟産業大学(内田安三学長)の留学生、日本人学生が21日から、7.13水害の県内被災地で本格的な救援活動に入った。産大は試験日程を最優先に学生を支援しようと、来週まで延べ約100人以上を大学バスで搬送する。

 救援活動は被災地出身の学生などを気遣い、豪雨被害の直後から留学生、学生の間で自発的に始まった。学内で参加者を募ったところ、今週末をはさんだ8日間で延べ100人以上が集まった。台湾の留学生で人文学部4年の頼錦蘭さん(28)は「1999年の台湾大地震の時、日本からレスキュー隊や大勢のボランティアが駆け付けてくれたのが忘れられない」と話す。18日の単独初参加の時より三条市内の復旧は進んだが、生活再建にはほど遠いという。「被災地が少しでも早くもとの生活に戻れるように」と頼さんは願う。

 産大は下旬から試験が本格化することから、試験日程に影響のない範囲でボランティア支援を決め、バス運行、長靴の準備など学生の負担軽減を図る。バスは毎朝大学を出発し、学生たちは三条市災害ボランティアセンターを経て、1人住まいの老人宅、町内集会所などに派遣される。半壊した建物の解体撤去、泥をかぶった畳、家財道具、ゴミの運び出しなどを行った。

(2004/ 7/23)

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