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お盆迎える花市にぎわう

 柏崎にお盆の訪れを告げる伝統の「花市」が11日の夕方から夜にかけ、西本町1の通りを歩行者天国にして行われた。

 花市はお墓参りに供える花、供物などが売り買いされる行事として、200年以上前から続いている。今年は近隣近郷の農家や花屋さんを中心に、36店が出店した。勤め帰りの人、家族連れらが繰り出し、あれこれと花を選んだ。

 それぞれの店の前には、赤紫や黄色、白の花をつけたアスター、オミナエシ、菊、ミズハギなどが所狭しと並んだ。平井の農家の人(67)は「今年は空梅雨だった上、フェーン現象で熱風にやられ、天気には困らせられた」と話した。価格はここ何年も据え置きとか。

 人出の方は午後6時半前後がピーク。予定時刻よりも早く8時半に終了するまで、約3,300人(市観光交流課調べ)が訪れ、にぎわった。

(2004/ 8/12)

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