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軽井川で大規模な製鉄遺跡

 柏崎フロンティアパーク事業の産業団地造成に伴い、市教育委員会が市内軽井川地内で発掘調査を進めてきた軽井川南遺跡群で、奈良時代から平安時代にかけ、製鉄から鋳造までを行った大規模な製鉄遺跡が確認された。県内では最大級の規模。市は当初、記録保存をする考えで調査を進めていたが、文化庁の調査官から保存の可能性も検討してほしいとの指導を受けており、9月1日、市議会の全員協議会で状況を説明する。これに先立ち、26日、今井議長をはじめ市議が現地視察を行った。

 発掘調査は、事業主の中小企業基盤整備機構(旧地域振興整備公団)の委託を受け、昨年秋から開発予定地の約28ヘクタールで着手した。当初、区域内で14ヶ所の遺跡を想定していたものの、その後の試掘調査で新たに18ヶ所の遺跡が確認され、遺跡群は32ヶ所に上った。発掘調査は現在までに約3分の1を終えた段階という。

 これまでの調査では製鉄炉21基、鋳造に伴う溶解炉3基、鍛冶(かじ)炉五基、木炭窯約百基などの遺構を発見した。木炭窯の製鉄に必要な燃料である木炭を大量に生産したものと見られる。年代の推定では奈良・平安時代で八世紀から12世紀ころとされる。原料の砂鉄から製鉄、鋳造までの一連の工程が行われていたことをうかがわせた。

 出土品から鍋、釜類、仏具関係を中心に作られていたものと見られた。また、区域内の遺跡の中には廃滓(さい)場の下に、製鉄炉が重なっていることがうかがえ、長期間にわたって断続的に操業されていたことを示すものもあった。

(2004/ 8/27)

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