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廃食用油を直接燃料にする研究

 市内茨目2のエムディケー(宮山勝彦社長)は、協同組合ニューエネルギーリサーチ(田辺忠弘理事長)などと提携して生ゴミを有機肥料化するプラントの改良に取り組んでいる。

 ニューエネルギーリサーチが開発した従来のプラントは、廃食用油をディーゼルエンジンの燃料に再生したBDFに電気で熱を加える方式だったが、改良方式では廃食用油を直接バーナーで燃やす。課題とされていたバーナーは、県内の製造工場で実証試験を重ねており、これまでの結果は良好。近く最終試験を行う。

 廃食用油のBDF化は、メタノール反応処理の過程でエマルジョンやグリセリンなどの副産物が派生、その処理に高額の費用がかかる欠点を持っている。廃食用油を直接燃やすことにより、これらの副産物の問題も解決できることになる。成功すれば、エネルギーの有効利用と経費節減も図ることが可能だ。ただ、生ゴミのプラントに利用するには熱量が大き過ぎるため、燃焼室を別に設けるシステムとなると見られる。

(2004/ 8/30)

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