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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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中越地震から1週間、道路仮復旧に懸命

 23日の中越地震発生から1週間。柏崎刈羽では道路に大きな被害が出たことから、国・県・市では「通れる道の確保」を目指した仮復旧に全力を挙げており、除雪可能への復旧も視野に入れた対応を幹線道路から順次開始した。

 地震により柏崎刈羽では至る所で道路に段差が生じたり、陥没、崩落、亀裂などが発生。地盤の弱い地域では、路面が波状にうねった状態の所もある。国・県・市ではこの1週間、陥没地点にはバリケードなどを置いて周知。段差の解消や、必要に応じては鉄板を敷いて道幅の確保を行い、片側交互通行を可能にするなど、通行不能地点を減らすことに全力を傾けている。しかし、小千谷方面への複数の県道、路線延長の長い市道は、北条、半田地区をはじめ、中通、北鯖石、西中通地区など全市にわたって通行止めや片側交互通行の個所が依然として多い。

 もう1カ月もすれば山沿いでは初雪が来てもおかしくない時期。国・県・市でも「除雪の問題が今後の大きな課題だ」とし、幹線道路から順次、陥没した所に砕石や砂を入れて穴を埋める作業を開始。仮舗装なども行っていく計画だ。県柏崎地域振興局地域整備部では「除雪車が入れる道路に向けて、復旧を急ぎたい」と話している。

(2004/10/30)

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