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市予算編成「不確定要素いくつも」

 市は10月末から、2005年度当初予算案編成に向けて、各課で要求書の作成に入った。同年5月1日に高柳町・西山町との合併を控え、その時点で予算を統合することを前提にしての作業だ。加えて、国の三位一体改革の今後の方向が見えない上に、水害・地震の災害復旧費の増大が見込まれ、西川市長は1日の定例会見で「不確定で複雑な要素がいくつも重なる予算編成になる」と述べた。

 総合企画部長名で各課に示した予算編成方針では、歳入は柏崎刈羽原発からの固定資産税が04年度より約5億円減るなど税収全体で減収傾向にあり、地方交付税の実質減少も必至と指摘。歳出では、田尻小改築、佐藤池球場整備、合併に伴う調整など多額の財政需要が見込まれるとした。また合併による行政改革で効率化が期待されるものの、当面は職員増加でそれが難しく、併せて、数年は各種事業の経費が増えることも予想されるとしている。

 予算編成の基本方向としては、04年度で終了する第3次長期発展計画と07年度からの次期長期計画実施までの間の積み残し課題の整理と、新市建設計画にのっとった形での事業展開を挙げ、厳しい財政状況に考慮した経費抑制への努力を求めた。経常費は、前年度達成している5億円削減の範囲内、事業費は合併特例債事業と前年度 予算額の範囲内という要求基準を示した。

(2004/11/ 2)

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