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鵜川の雪室で今年も雪中貯蔵

 市内女谷地内の古い倉庫を改造した雪室(ゆきむろ)で20日、日本酒やコメなどを保存するため雪を投入する作業が行われ、夏を越しての長期貯蔵に期待を込めた。

 この取り組みは、鵜川雪室の会(高橋常雄会長)、大洲雪の会をはじめ、新潟工科大、柏崎農協、原酒造、越後みそ西などが協力し、2000年冬から試行錯誤を繰り返しながら進めている。昨シーズンは約40トンの雪で日本酒などの1年貯蔵に挑戦したが、トタン屋根の天井裏に夏の猛暑の熱がこもり、さらにすきま風も入って予想よりも早く雪が消え、8月末から9月にかけて、日本酒やみそなどを搬出せざるを得なくなった。

 今シーズンは過去の実験結果から天井の断熱材を厚くし、屋根裏の空気を逃がしていく仕組みにした。柏崎農協が一番おいしいとしている「寒ずり米」やぎんなん、越後みそ西のみそ、さらに原酒造が「銀の翼」720ミリリットルびん1,000本などを貯蔵。この酒は秋に柏崎刈羽で販売したいとし、酒販店から約30人が参加して室(むろ)に酒びんを運び、約35トンの雪の投入も見守った。

(2005/ 2/21)

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