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高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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製鉄遺跡の下ヶ久保Cを30日公開

 市教育委員会は、柏崎フロンティアパーク(産業団地造成)事業に伴って市内軽井川地内で発掘調査を進める軽井川南遺跡群の現地説明会を30日、同所で行う。今年6月、8月に行ったのに続き、3回目。今回は現在発掘作業中で、一部盛り土保存が予定される下ヶ久保Cをはじめ、D、E遺跡を一般に公開する。

 南遺跡群は、大小合わせて32の遺跡の総称。このうち、19遺跡が奈良・平安時代から鎌倉時代の鉄生産に関する遺跡で、20基以上の製鉄炉、100基以上の木炭窯が集まる。製錬、鋳造まで鉄と鉄生産にかかわるすべての工程が確認でき、古代製鉄コンビナート≠ニして注目される。

 発掘調査は、事業主体の中小企業基盤整備機構の委託を受け、2003年秋から開発予定地の約28ヘクタールで進められてきた。この間、保存範囲の見直しを巡り、市議会に市長提案がされたものの、賛成少数で否決された。これにより従来方針通り、下ヶ久保C遺跡の一部で製鉄遺跡、廃さい場が重なる1,400平方メートルを盛り土保存、残りは記録保存とすることになっている。 

 C遺跡は南遺跡群の中央部に位置し、広さは3,600平方メートル。9―11世紀ごろ(平安時代)の製鉄遺跡で、南遺跡群の中では、鉄生産量から最大規模の遺跡とされる。

(2005/10/27)

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