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原発1号機のひび、健全性に影響なしと報告

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所は19日、1号機の原子炉再循環系配管の二継ぎ手で確認された小さなひび4つについて、配管に応力改善措置を施していることから健全性に影響は与えないとする評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に報告した。1号機は定期検査中だが、今後、原子炉起動に向けて準備を進める。保安院は、今回の報告の妥当性を確認するとしている。

 同社では、福島第2原発3号機の再循環系配管で新たなひびを超音波探傷検査で見逃していたことが分かり、柏崎刈羽1号機の同配管でも検証調査を行い、ひびを確認した。

(2006/ 4/20)

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