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県内に先がけ柏崎・刈羽で田植え

 県内で一番早い新米出荷を目指す、柏崎農協(巻渕重政組合長)の早期栽培越路早生(わせ)の田植えが24日から、県内トップを切って柏崎市・刈羽村で始まった。通常の越路早生やこしいぶきは5月連休後半、コシヒカリは5月10日過ぎの田植えになりそうだ。

 柏崎農協では2年前から、「売れる米づくり戦略」の一環として、早場米地帯の伝統を生かし、コシヒカリが市場に出回る前に手ごろな価格でおいしい新米を消費者・実需者に販売しようと、早期栽培の越路早生の作付けを開始。今年は柏崎市と刈羽村で60戸の農家が約60ヘクタールを作付けすることにした。

 当初は22、23日に一斉に田植えを行う計画だったが、今春は気温が低く、日照も不足して苗の生育が遅れたため、24日からに繰り下げ。市内上田尻の山田謙一さん(70)はこの日、約60アールで早期の越路早生の田植えに取り組んだ。

(2006/ 4/25)

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