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博物館で「渚モノがたり」展始まる

 市立博物館でこのほど、開館20周年記念特別展「渚(なぎさ)モノがたり―漂着物からみた越後・佐渡―」が始まった。「娥眉山下橋」標木(市文化財)をはじめ、かつて「寄り物」と呼ばれたたくさんの漂着物が並び、自然誌・文化誌など多角的な面から楽しませている。29日は講演会、30日は採集会。

 同展は、600キロにも及ぶ県内沿岸にこれまで打ち上がった特色ある漂着物を一堂に展示し、漂着物と人々とのかかわりを眺めるとともに、現代の海からの声にも耳を傾ける機会にした。市内・外の収集家の協力で、貝やメノウ、ヒスイなどから自然誌を、良寛和尚が感動した「娥眉山下橋」と刻む標木、佐渡の寄り仏、荒浜沖海底から出土した土器などから文化誌を考察させる。

 このほか、無数のうき、流木、人形などが所狭しと並んだ。えとを描いた使い捨てライターなども多数あり、収集の面白さの一端をうかがわせた。うきや流木、ペットボトルなどを全身につけた高さ約5メートルの漂着物アート「渚に立つ巨人」が現代の環境問題を考えさせ、浜げた体験も。

(2006/ 7/28)

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