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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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草刈り軽減へヒメイワダレソウ拡大の試み

 市内宮之窪の市農業振興公社で、水田の畦(あぜ)や農道脇の草刈りを軽減するための被覆植物・ヒメイワダレソウの拡大を目指し、株を増やす試みが始まった。

 農業の従事者が年々高齢化し、少なくなっていく中、畦の草刈りは農地保全・農業維持の最も大きなテーマの一つだ。食の安全・安心から除草剤を使うことは避けなければならず、放置して草やぶ化した畦がカメムシの生息場所となって、食害による米の品質低下が深刻化しているのが現状だ。傾斜地の水田を区画整理し、面積を広くすると、畦の斜面が大きくなり、急な傾斜地での草刈りは中山間地域の大きな負担。こうした中、ヒメイワダレソウをはじめ、シバザクラ、ティフ・ブレアなど被覆植物に関心が高まっている。

 ヒメイワダレソウは南米・ペルー原産の耐寒性常緑宿根草。節から根を出して急速に群落を作るため、花壇の縁や石垣のグランドカバーとして普及。市内では宮之下の農道脇、主要地方道鯨波宮川線の柏崎墓園付近、8号バイパス半田交差点付近に植えられている。

(2006/ 8/11)

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