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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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リケンキャステックが臭気対策で新型装置

 自動車エンジン用カムシャフトなど製造の市内北斗町、リケンキャステック(宗方真幸社長)はこのほど、臭気対策として鋳物業界では初めて蓄熱燃焼方式の脱臭装置を設置、稼動させた。1号機の稼働状況、性能などを確認し、来年中に3基の増設を目指す。

 鋳造では注湯工程で最も臭気が発生しやすい。同社はこれまでの対策の結果、中和脱臭剤噴霧装置を注湯排気ダクトに取り付け、臭気低減を図ってきた。しかし、ここ数年、生産本数の急増で効果が追いつかないことから、2004年からリケングループとして装置メーカー10社の方式をコスト、環境負荷などから比較検討し、脱臭効果を最優先に今回の方式を採用した。

 脱臭装置は幅6メートル、長さ32メートル、排気塔の高さ15メートル。工場に隣接した屋外に設置し、5つの蓄熱層の部屋で残留臭気を820度から840度で次々と加熱し、無臭化する。装置は4カ所の注湯ラインにそれぞれ設置する計画で投資総額は約10億円。悪臭防止法に基づく規制基準は敷地境界で臭気指数13であるのに対し、「大方の人が苦にならない程度の弱い臭い」とされる10未満を目標とする。

(2006/ 8/29)

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