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製鉄遺跡の千刈B、Cを現地公開へ

 市教育委員会は、柏崎フロンティアパーク事業(産業団地造成)に伴って市内軽井川地内で発掘調査を進める軽井川南遺跡群の現地説明会を29日に行う。同遺跡の現地説明会は昨年から行われ、これで5回目。現地公開は最後となる。現在発掘作業中の千刈B、同Cの2遺跡を一般公開する。C遺跡からは箱型炉に伴って踏みふいごが出土しており、良好な状態では南遺跡では初めて、県内でもまれという。20日には調査指導員の視察も行われた。

 南遺跡群は、大小合わせて34の遺跡の総称。このうち、21遺跡が奈良・平安時代から鎌倉時代の鉄生産に関する遺跡。製錬、鋳造まで鉄と鉄生産にかかわるすべての工程が確認でき、古代製鉄コンビナート≠ニされる。発掘調査は、事業主の中小企業基盤整備機構の委託を受け、開発予定地の約28ヘクタールで2003年秋から進められ、05年度までに23遺跡で終了。今年度計画の8遺跡のうち、6遺跡を終え、現在2遺跡で調査中だ。

(2006/10/25)

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