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児童生徒向けに綾子舞伝承学習のしおり

 国指定重要無形民俗文化財・綾子舞の伝承学習推進校の南中(陸川晃校長)など3校が、児童生徒向けの「伝承学習のしおり」を作った。綾子舞に関する資料はこれまで一般向けにはあったが、児童生徒向けの学習資料はなく、「しおり」では基本的な知識などを分かりやすくまとめており、伝統の灯を未来へ橋渡ししたいとの願いを込めた。

 綾子舞は鵜川の下野、高原田集落に500年もの伝承の歴史を持つ古典芸能。1976年、県内では唯一の国の重文指定を受けた。伝承学習はこの指定の年から行われ、旧鵜川小、旧鵜川中の統合を経て、現在は南中、新道小、野田小に引き継がれる。今年度は小3から中3まで48人が伝承活動に参加し、昨年11月に発表会を行った。

 「しおり」は綾子舞の由来から始まり、綾子舞の構成、踊りの3段階、小歌踊の衣装、扇の使い方、囃子(はやし)方と楽器など基本知識を体系的にまとめた。

(2007/ 3/ 7)

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