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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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新しい特産目指し、ワラビを定植

 需要の多い山菜、特にワラビの生産を拡大して農家収入を高め、同時に中山間地域の農地の荒廃を防止したいと、市内高柳町門出の「大開の棚田」で31日、ワラビの地下茎を定植する作業が地元農家と棚田ボランティアの手で行われた。

 過疎化、高齢化により中山間地の耕作放棄地が増え続ける中、柏崎農協高柳支店と市高柳町事務所では2006年度、共同で地域全体の調査を進め、「守る農地」「守りたいが、荒れ地になりそうな農地」「自然の山に帰す農地」の3つに分類。「守りたいが、荒れ地になりそうな農地」に作付けしたい作物としてワラビに注目した。

 ワラビを植えたのは「大開の棚田」でも一番高い所にある4アールの区域。珍しいひし形の棚田で、「日本の棚田100選」にも選ばれたが、上るのに大変な上に、粘土質の強い土のため重労働となり、近年は荒れ地になっていた。

(2007/ 4/ 3)

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