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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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暖冬少雪で農業用水不足が心配

 水田の代かきなど本格的な春の農作業がまもなく始まるが、記録的な暖冬少雪で農業用水の不足(渇水)が心配されている。柏崎土地改良区(与口勝郎理事長)では「今後の雨次第では、過去に経験したことのない事態も予測される」として、用水の有効利用を呼びかけるチラシを作成し、近く組合員に配布する。

 柏崎地方で近年の渇水年だった1994年、01年ともに、中山間地では平年並みからやや多めに雪が降っており、同土地改良区によれば、鯖石川ダムの観測による4カ月の降雪量は94年が778センチ、01年が1030センチ。今年の289センチはこれに比べてかなり少ない。例年、鵜川と鯖石川に水を供給する黒姫山などでは、深い沢の奥に「雪ダム」と呼ばれる、斜面上から落ちてたまった雪があり、土と枯れ草が上を覆って蒸発を防ぎ、これが6月下旬から7月上旬ごろまで徐々に解けて川や棚田に水を送る。しかし、今年は2月末には中山間地でも積雪がゼロになり、ほとんど「雪ダム」は見られない。

(2007/ 4/ 4)

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