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見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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子どもの虐待、06年度は80件の相談

 市は5日、関係機関による子どもの虐待防止連絡会代表者会議を元気館で開いた。2006年度は各相談機関に合わせて80件の相談が寄せられた。主な虐待者のうち、実母が7割以上を占めたことが分かった。虐待は子育ての延長線上にある問題として、予防や早期発見のため、地域、関係機関などによる身近な支援がより一層求められるとした。

 同連絡会はすべての子どもの福祉向上を目指し、1999年秋に発足した。報告では06年度の相談は、虐待の疑いも含め実数で80件、延べ123件。虐待を受ける年齢は小学生が3割を超えて最も多く、3歳―就学前が3割近く、中学生が2割、高校生その他が1割、3歳未満が0.5割。

 虐待の内訳は心理的虐待が4割強、次いでネグレクト(保護の怠慢・拒否)、身体的虐待が2割余りを占め、性的虐待が1割近くあった。虐待者は実母が7割以上と最多で、実父が2割など。一時保護された児童もいた。虐待の背景には、両親や同居家族の不仲、DV、生活、時間にゆとりがない、頼れる人がいない――など親の力、家庭環境、生活基盤などの要素が複数絡み合っているという。

(2007/ 6/ 7)

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