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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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鯖石川堤防が損傷、農業用水確保へ調整

 柏崎平野に農業用水を供給している市内安田地内、藤井堰(ぜき)脇の鯖石川左岸堤防に地震で亀裂が入った。堤防の安全を図るため、現在は堰の水位を下げているが、このままでは広範囲の水田に十分な水を送ることができないため、北陸農政局、河川を管理する県土木部と農業施設を担当する県農地部、堰を管理する柏崎土地改良区などでは、今後どうしていくか緊急調整協議に入った。

 柏崎地方の稲はこれまで順調に生育し、早期栽培の越路早生は22日に出穂。こしいぶきやコシヒカリは8月5日から8日ごろにも穂が出始める。出穂から25日間は実りのために十分な水が必要で、今年の品質、収穫量はこれからの天候と水の具合で決まる。

 藤井堰に近い鯖石川の左岸は中越地震でも堤防に亀裂が入り、復旧工事が進められた所。今回はその場所と堰水門との間に複数の亀裂が走った。県土木部は堰の水門を下げて、通常より水位を低くするとともに、ブルーシートで堤防を覆うなどの応急処置をした。藤井堰からは右岸と左岸の両方に柏崎平野の基幹となる農業用水路が出ている。水位を下げたことで、水量・水圧が通常より低くなり、平野の隅々まで十分な水を送ることは不可能だ。

(2007/ 7/25)

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