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ソフィアセンターが8月1日に一部開館

 中越沖地震発生以来、休館となっていた市立図書館・ソフィアセンターが8月1日から一部開館する。同センターは蔵書類27万冊のうち、約9割が棚から落下。県内各地の公共図書館の応援を受けながら、復旧作業を急ぎ、ようやく約2週間ぶりに開館にこぎつける。

 同センターでは1階の開架スペースで図書約10万冊の約9割が落下したのをはじめ、参考図書室、1階書庫、3階書庫の蔵書類のほとんどが落下するなどの被害に遭った。書架は接続部の損傷、緩みが見られ、大型で重量のある図書多数が損傷を受けた。ロッカーやマイクロキャビネットが転倒し、古文書の箱、写真パネルが床を埋めた。

 中村文庫の書籍のほとんどが落下。棚に保管中の「柏崎市史」(上中下3巻)約800部のほぼ全部が落下し、損傷のため多くが頒布できない状態となった。メディアホールCD棚も転倒し、多数破損した。こうした中で、金庫に入っていた貞心尼筆の「蓮の露」は難を逃れた。

 同センターでは部分的であっても1日も早い再開を目指し、利用者用の空間の機能確保、安全対策を急いだ。開館するのは開架スペース(一般図書、児童図書、新聞、雑誌など)、学習室、休憩コーナーで、参考図書室は図書利用のみ。2階はメディアホール(ビデオ、CDなど)。図書の貸し出し、返却、予約、閲覧、コピーは通常通り、レファレンスは一部限定になる。

(2007/ 7/31)

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