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アメリカ人学生らによって演じられた英語歌舞伎で古浄瑠璃「弘知法印御 伝記」=23日、産文会館文化ホール (2023/09/26)

第2次成人式で元気に万歳三唱をする招待者=23日午前、アルフォーレ大 ホール (2023/09/25)

手作りのペーパーフラワーなどを飾り付けたオレンジロード=新潟病院の中央廊下 (2023/09/22)
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市民会館は移転計画の中で被災
中越沖地震で多くの公共施設が被災した中で、文化の殿堂として多くの市民から親しまれている市民会館も施設内外で大きな損壊を受けた。特に、大ホール舞台の損傷はひどく、立ち入り禁止の状態だ。現会館の老朽化に伴い、昨年から会館の移転・新築の計画が進められていただけに、これらも視野に入れ、市では年度内は休館としながら、今後の方向性を検討したいとしている。
現会館は築後38年を経過し、建物・設備が老朽化。耐震改修、バリアフリー対策、駐車スペースの不足などから、移転・新築が計画された。建設基本計画の策定に反映させるため、昨年、有識者や利用団体、公募市民などによる新市民会館建設検討委員会を設置。今年度は基本構想・基本計画案の提言を予定し、合併特例債の事業で設計・建設に着手する方針を示していた。
今回の地震で、会館の正面玄関が半壊し、ガラスが破損。舞台建屋の外壁に亀裂が多数入り、建物周囲の地盤にも亀裂や段差が生じた。また、舞台コンクリートの床部にも亀裂が多数あるほか、つり物装置ガイドレール、アングル、ワイヤなどが変形し、操作不能となった。スタインウェイピアノの外装に一部損傷、倉庫内のスポットライトも多数破損した。
(2007/ 9/ 8)
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