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米山町の地滑り、排土工事は年度末まで

 中越沖地震で大規模な地滑りが発生した市内米山地区の聖が鼻で、県の災害関連緊急地滑り対策事業による米山町側の排土工事が年度末完了の予定で進められる。2008年度に斜面処理と緑化の計画だ。

 地震の激しい揺れで、聖が鼻は上輪側、米山町側の両方で地滑りが発生。上輪側は幅百メートル、長さ(高さ)200メートルで、崩壊した土砂は推定約1万立方メートル。市道は滑落し、駐車場にあった松田伝十郎の記念碑も約20メートル下に落下した。地震発生時、上越市の家族4人が碑の近くにいて、斜面崩落直前に現場から離れ、難を逃れた。

 一方、米山町側の地滑りは幅85メートル、長さ120メートル。上輪側が表土の滑落だったのに対し、米山町側はえぐられたように崩壊し、推定土砂量は約3万5000立方メートル。市道が埋没したほか、斜面中腹に崩壊土砂がたい積している。県によると、岬の至る所に亀裂が入った。

 災害関連緊急地滑り対策事業による米山町側の復旧工事は8月末に業者との契約が行われた。まず、埋没した市道の下に矢板を打って、住宅地への土砂落下を防止。さらに斜面の国道8号側に仮設道路を開設し、重機を入れて土砂を搬出する。斜面の処理や緑化などは別の事業を導入して行う。復旧事業費は約5億円。

(2007/ 9/28)

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