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番神堂で全壊の鐘楼堂再建へ

 市内の二年参りの名所、番神堂(秋山文孝住職)で10日、中越沖地震で全壊した鐘楼堂の再建工事のための地鎮祭が行われた。1998年に修復工事を行った堂は倒壊したものの、梵(ぼん)鐘に被害はなかった。新しい堂は今年中に完成させ、市中に復興の除夜の鐘を響かせる。

 鐘楼堂は、江戸時代に建てられた後、何度か修復が行われてきた。中につるされた梵鐘は親子二代にわたる寄付で知られる。1949年に故石坂新太郎さんが寄贈し、現在の鐘は故石坂さんの長男・登一郎さんが半世紀後の1998年に贈った。

 現在の鐘は口径約76センチ、重さは525キロの銅製。鐘の周りに経文と、三階節の歌詞から「下宿番神堂がよくできた向拝…」「開けたよ夜が明けた寺の…」の二番が刻まれる。震災でひびも入らず、秋山住職によると「梵鐘をクレーン車で持ち上げ、専門家のもとでたたいてみたが、音には何の異常もなかった」という。

 新しい鐘楼堂はこれまでより基礎の土台をがっしりとさせる。建物は約3メートル真四角で高さは約7メートル。

(2007/10/10)

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