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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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拉致被害者帰国から5年

 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(50)、祐木子さん(51)夫妻と佐渡市の曽我ひとみさん(48)、福井県小浜市の地村保志さん(52)、富貴恵さん(52)夫妻が帰国して15日で五年を迎える。蓮池さん夫妻は12日、「未帰還者の帰国なくして、私たちの拉致事件も決して終わりません」と国民の支援を訴えるコメントを市を通じ発表した。

 政府は、拉致問題、核、ミサイルの諸懸案の解決へ具体的な進展が見られないとして、北朝鮮に対する制裁措置の期限を半年間延長することを決めた。先の南北首脳会談では韓国大統領に同行した側近の話として、金正日総書記が「拉致された日本人はこれ以上いない」と述べたことが伝えられた。

 蓮池さんは南北首脳会談を前に、北朝鮮が対日関係改善に向けて動く可能性もあるという期待を知人にのぞかせていた。韓国が首脳会談に動いたのも、何らかの兆候を見て取ったためではないかと受け止めていた。拉致問題の解決に何ら進展が見られなかった現実を踏まえ、「対話と圧力」の対北朝鮮外交について効果を検証し、未帰還者の帰国へ戦略を立て直す時ではないか、という見解を述べたという。

(2007/10/13)

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