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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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えんま通り商店街、黙とうささげ復興誓う

 市内の旧本町7丁目の「えんま通り商店街」では16日、笑福市(東本町2丁目振興会、えんま通り有志&ボランティア主催)が開かれた。地震発生の午前10時13分に犠牲者への黙とうをささげ、復興を改めて誓い合った。

 笑福市は、多くの店舗が被災する中で、自らも化粧品と衣料品の店舗が全壊した中村まち子さん(57)が呼び掛け、えんま通りに笑顔と活気を取り戻し、にぎわいのある商店街づくりを目指した。商店の経営者有志、市内外からのボランティアが大勢集まり、開催にこぎつけた。

 秋の日差しの中で、地震の犠牲者への献花、黙とうがささげられ、灯ろうに火がともされた。続いて、市民グループによるオカリナ演奏が響き、笑福市の幕を開けた。赤飯、おにぎり、えんまコロッケなど無料のランチバイキングは、震災直後に町内が力を寄せ合い、えんま堂脇駐車場で自主的に開設した避難所の炊き出しを思わせた。

 振興会の中村康夫理事長(47)は開催に当たって、「地震以来、町内をはじめ、多くの皆さんがいろいろな意味でまちづくりを考えてきた。心を一つにして、えんま通り商店街を盛り上げ、市民の皆さまからも声援をもらい、温かく見守っていただきながら、何とか元のように、それ以上に活気のあるまちにできたらいい」と述べた。

(2007/10/16)

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