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名勝・貞観園が修復工事

 財団法人・貞観園保存会(村山義朗会長)が修復工事中の国指定文化財の名勝・貞観園(市内高柳町岡野町)の現場を25日、報道関係に公開した。貞観園は、優れた庭園とともに、江戸時代から歴史を紡ぐ豪農の館として、県内でも代表的な建造物。予定では2008年度まで4年間をかけ、建立当時の建物に修復する。

 貞観園は江戸時代の大庄屋だった村山家の庭園。代々にわたって改修を繰り返し、その改修には幕府の庭師・九段仁右衛門、藤井友之進らがかかわった。名の由来は、木造薬師如来立像を安置する貞観堂にちなみ、1843(天保14)年に儒学者・藍沢南城が命名したもの。主石賓木(石が主役で、木が脇役)という思想をもとにした庭園で、青くこけむした石が特徴的だ。

 修復工事は、園内の中心建物であり、1784(天明4)年に建立された貞観堂の床などの老朽化が甚だしく公開できない状況にあったため、2005年度から同保存会が事業主体になって着手した。文化財建造物保存技術協会(本部・東京)の監修、日本庭園協会新潟県支部、歴史建築設計研究体が総力を挙げる。

(2007/10/25)

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