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柏崎原発建屋漏水はウェルからか

 中越沖地震により被災した東京電力柏崎刈羽原発で、7号機原子炉建屋2階壁面で見つかっていた放射性物質を含んだ水の漏えいについて、同社は1日、原子炉上部プール(ウェル)からの漏えい水がコンクリートに染みこんで伝っていったと推定した。これまでは、地震発生時に使用済み燃料プールからあふれ出た水が浸透したと見られていた。

 7号機の原子炉ウェルは、ステンレス製内張りからの水漏れが確認されており、点検のための準備作業として水抜きを先月27日で終了。水位低下とともに壁の漏えい量が減ったことから、関連性が強まった。3階床面の水漏れもウェルの水の可能性があるという。

(2007/11/ 2)

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