PHOTOニュース

県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)

>>過去記事一覧
ものづくりフェアで産業復興へアピール

 中越沖地震の産業復興を目指し、柏崎の技術力をアピールしようと、柏崎技術開発振興協会は27日、「ものづくり技術連携フェア・イン柏崎」をメトロポリタン松島で開いた。

 県外を含め、約220社・機関が参加。市内15社、市外10社、新潟工科大などがパネルや製品展示で技術を紹介した。県工業技術総合研究所の野中敏・中越技術支援センター長は「震災の中で、柏崎には優れたものづくり技術があることを誰もが知った。企業が互いの技術を認識し合いたい」と開催の意義を述べた。

 特別講演でシャープ液晶生産技術開発本部長の矢野耕三さんは、世界的ブランドにもなった亀山工場建設について「テレビ53年、液晶33年の歴史を集結した」と述べ、制震ダンパー、スポット免震構造を取り入れた耐震建屋の実証効果を挙げた。

 講演に先立ち、協会理事長の西川正男・柏崎商工会議所副会頭は矢野さんの言葉を引き、「個々の企業が『記憶に残る仕事』をすることで、柏崎が工業のまちとして記憶に残るようになる」と奮起を呼び掛けた。山崎工業、米谷製作所、北星製作所、研精舎が金型、板金、アルミダイカストなどの独自技術を説明し、リケン柏崎事業所、アドバネクス柏崎工場の見学ツアーも行われた。

(2007/11/28)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。