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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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高柳で16日にそば祭り

 市内高柳地方の家庭でかつて正月に食べたゴボウやキノコの入った汁そばを味わおうと、「じょんのび 新そば祭り」が16日午前10時から、じょんのび村の銀兵衛で開かれる。限定300食だ。

 高柳の伝統そばは、ソバ粉8割、小麦粉2割で、フノリや山ゴボウの葉などのつなぎを使わないのが特徴。暮れになると、お年寄りや女性がその年に収穫したソバを粉にし、鶏ガラのだし汁にゴボウやあり合わせの野菜、保存していたキノコを入れて温かな汁そばを作った。出稼ぎ先から一時帰省した人を大みそかに迎える際のごちそうにしていた。近年は出稼ぎに出る人も少なく、食生活の変化からソバを打つ家庭も少なくなった。

 懐かしい味を復活し、高柳のそば文化を発信しようとしているのは、若手・中堅の集まり「グループ結(ゆい)の百笑(ひゃくしょう)」(代表・米山秀基さん)。黒姫山の中腹、板畑・嶽(たけ)と高尾でソバを栽培し、手打ちの技術習得にも励んできた。

 16日は伝統の汁そばとざるそばを合わせて300食提供。どちらも500円。試作では石黒産、高尾産のソバはそれぞれに味わいが異なるという。ほかに、どぶろく、ニシンとヤーコンの浅漬け、ゼンマイやギンナンもつまみとして提供。「蕎麦(そば)文化のポスター・パネル展」も同時開催の予定だ。

(2007/12/ 7)

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